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[BOOKデータベースより]
本書は、現代の若者に関する疑問に答える本です。親、教師、そしてもちろんすべての大人のみなさんに読んでいただきたいと思います。いえ、同じ若者であっても、あんなことをする人の気持ちがわからない、という人もぜひ読んで下さい。それはひとことで言えば、「消費社会の成熟と終焉」という視点です。現代の日本社会は極めて高度で成熟した消費社会です。消費社会の最終段階にあると言ってもよい。だから、現代社会に起こる様々な現象は、多かれ少なかれ、消費の問題と関係しています。若者についても、消費社会という視点から考えたほうがわかりやすいことがたくさんあります。著者なりに考えた若者論。全部で23の視点から構成しています。
1章 マイホームレス・チャイルド(マイホーム主義からホームレス主義へ―なぜ若者は街に出るのか?;携帯空間願望―なぜ若者は地べたに座って弁当を食べながら電話するのか? ほか)
2章 脱所有の時代(所有主義の限界―なぜ物が売れないのか?;情報化とサービス化の世代―なぜすぐにキレルのか? ほか)
3章 自分らしさを肯定したい(親しい自我―なぜ若者の人間関係が「広く浅く」見えるのか?;複数の自分―なぜメガヒットが生まれるのか? ほか)
4章 近代的価値観の崩壊(ゆるい人生―なぜ若者は未来を語らないのか?;仕事と遊びの境界の曖昧化―なぜ若者はフリマをするのか? ほか)
5章 脱郊外の時代(家族という不気味なもの―なぜ郊外で事件が起きるのか?;汚れた都市―なぜ高円寺や下北沢に若者が集まるのか? ほか)