- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 平安朝文章史
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2000年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480085870
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 紫式部と源氏物語見るだけノート
-
価格:1,595円(本体1,450円+税)
【2023年12月発売】
- みんなで読む源氏物語
-
価格:1,122円(本体1,020円+税)
【2023年12月発売】
- 『おくのほそ道』謎解きの旅
-
価格:946円(本体860円+税)
【2023年05月発売】
- 心にしみる日本語
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2023年12月発売】
- 声に出して読みたい古事記
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年04月発売】
[BOOKデータベースより]
漢字・仮名まじり文を初めて手にした日本人は、それを用いて何を表現しえたのだろうか?平安朝における文章史の流れは、“書く”ための文体を最初に意識化した『竹取物語』にはじまり、連体修飾のつみ重ねと複雑な接続語によって人物の内面の重層を表現し頂点を極めた『源氏物語』、源氏的表現の超克に向かった『大鏡』に至る。史上ひときわすぐれた達成をみたこの時代の文学を読み解き、再現不可能的に実現しえた言語事実の発見につとめた、国語学の碩学による問題作。
第1章 平安文章の創造―勢語の章(かな文の出で来はじめ―竹取物語;いちはやき到達―伊勢物語;晴のかな文―古今集仮名序 ほか)
第2章 平安文章の成熟―源語の章(当事者的表現―蜻蛉日記;物語への歩み―和泉式部日記;一般化の筆―枕草子 ほか)
第3章 平安文章の終結―大鏡の章(同定の論理―更級日記;平安への訣別―大鏡)