なぜ「少年」は犯罪に走ったのか

ワニのｎｅｗ新書　０２５

ベストセラーズ
碓井真史　

• 価格: 765円（本体695円＋税）
• 発行年月: 2000年11月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784584103258

内容情報

[BOOKデータベースより]

不可解な動機、不可解な存在、１７歳。なぜあんな普通の子が殺人を犯してしまったのだろうか？事件が起きるたびに世間は反応する。だがこれまでの事件は「普通の子」だから起こしてしまった悲劇なのだと本書は警告する。これはどこにでも存在しうる少年の精緻な心理分析である。

第１章　一七歳、愛知体験殺人事件（人を殺す経験がしたかった；快楽殺人・純粋殺人・連続殺人　ほか）
第２章　一七歳、佐賀バスジャック事件（血も凍る一五時間；歪んだ優越感「我、天帝なり」　ほか）
第３章　一七歳、岡山バット殺人事件（少年はバットを振り下ろした；いじめから芽生える殺意　ほか）
第４章　一五歳、大分一家六人殺傷事件（現代の『八つ墓村』事件；盗まれ、切り刻まれた下着　ほか）
第５章　あなたの子供は大丈夫？―私たちの未来のために（犯罪心理学とは？；非行の心理　ほか）

[日販商品データベースより]

今話題の少年犯罪の中でも、特に関心の高い少年殺人事件を取り扱い、彼らがとった異常な行動を心理学の視点から細かく分析して行く。