この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 天皇御製に學ぶ日本の心〜室町・戰國編〜
-
価格:3,630円(本体3,300円+税)
【2023年07月発売】
- 「語る子ども」としてのヤングアダルト
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2023年05月発売】
- 一冊で日本の古典100冊を読む
-
価格:1,324円(本体1,204円+税)
【1989年02月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:3,630円(本体3,300円+税)
【2023年07月発売】
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2023年05月発売】
価格:1,324円(本体1,204円+税)
【1989年02月発売】
[BOOKデータベースより]
『平家物語』が持つ本来的な意味を呼び出すためには、一度作品成立の時代の世界観に立ち戻り、その枠組みにおいて作品世界を読む必要があると思われる。書名とした「平家物語の成立」とは、客観的事実の究明という側面もさることながら、基本的には、その作品世界の成立という意味である。この点を解明することによって、中世の精神世界が持つ奥の深さ、豊かさが浮上してくるものと思われる。そして、この物語は、単に『平家物語』のみならず、その周辺に位置する軍記物語諸作品にも及ぶものである。本書において、これらの作品を取り上げたのは、その意図に沿ってのものである。
第1章 物語の構想と成立の周辺(『保元物語』の歴史叙述;『平家物語』の構想力―巻一・滅亡の序曲 ほか)
第2章 物語世界の成立(文覚発心譚再考―物語世界の考察;滝口発心譚―延慶本『平家物語』の“特異”な世界をめぐって ほか)
第3章 歴史伝承と語り(源頼政の死;『源平盛衰記』の武勇譚―中世渡辺党異聞 ほか)
第4章 軍記物の展開(真名本『曾我物語』覚書―“御霊”と“罪業”をめぐって;語り物の周辺―真名本『曾我物語』の窓から ほか)