- 上海・文学残像
-
日本人作家の光と影
現代アジア叢書 35
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2000年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784803803013
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[BOOKデータベースより]
かつて「長崎県上海市」で郵便が届く時代があった。―日本文学はその時代をどのように記憶したか。「上海学」へのアプローチ。
序章 近代日本と「上海」
第1章 「或変動」を成し遂げた都市―田岡嶺雲の上海東文学社
第2章 幻想を打ち砕いた都市―芥川龍之介『上海游記』
第3章 当代無比の享楽都市―村松梢風『上海』
第4章 東洋と西洋を結ぶ都市―横光利一『上海』
第5章 火炎が渦巻く都市―火野葦平『魔の河』
第6章 生涯のテーマを形成した都市―武田泰淳『上海の蛍』『蝮のすゑ』
終章 日本人作家にとっての「上海」―「上海学」への布石