比較文学的読書のすすめ

Ｓｅｋａｉｓｈｉｓｏ　ｓｅｍｉｎａｒ　

世界思想社
渡辺洋　

• 価格: 2,090円（本体1,900円＋税）
• 発行年月: 2000年05月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784790708186

内容情報

[BOOKデータベースより]

読書が好きなあなたのための文学作品生成の秘密にせまる読書術。同一ジャンルに属する日本文学と外国文学の類似点・相違点・相互関係を探る「横の関係への視点の拡大」が文学をより深く面白くする、そんな“比較文学的読書”のすすめ。

比較文学的読書とは
作家と外国―ツルゲーネフ『煙』
わが国最初の近代小説―二葉亭四迷『浮雲』
ロマン主義小説―国木田独歩『源おぢ』
自然主義小説―岩野泡鳴『耽溺』
耽美主義小説―谷崎潤一郎『少年』
白樺派の文学―志賀直哉『網走まで』
プロレタリア文学―葉山嘉樹『海に生くる人々』
新感覚派の小説―横光利一『春は馬車に乗つて』
新興芸術派の文学―井伏鱒二『山椒魚』〔ほか〕