- グリム童話考
-
「白雪姫」をめぐって
講談社学術文庫 1408
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 1999年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061594081
[BOOKデータベースより]
今なお世界中で愛読されている『グリム童話集』。親から子へ、名もなき人々によって語り伝えられてきたドイツの昔話は、グリム兄弟の手で収集・整理され、彼らの生涯を通して続けられた六度の改版を経て、口伝えの物語からメルヒェンへと変容する。初版以前の手稿から決定版まで、精緻な分析が明らかにする、『グリム童話集』とメルヒェンの姿。
第1章 ヤーコプの『自叙伝』
第2章 法律・言語学者への道
第3章 『メルヒェン集』の成立
第4章 メルヒェンの変遷と定着
第5章 「いばら姫」の分析
第6章 「白雪姫」を読む
第7章 続・「白雪姫」を読む
第8章 現代に生かすための問題点
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いばら姫、白雪姫…時代を経て変化してきたんだなーというのがよくわかり、興味深く読めました。
グリム兄弟のことにしてもお話のことにしても知らなかったことが、多く楽しめました。
口伝の物語が読むための物語になっていったのですねー。
たいへんおもしろかったです!(みちんさんさん 30代・愛知県 女の子7歳、女の子5歳、女の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】