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[BOOKデータベースより]
1998年8月18日、全国のトヨタオート店が一斉にネッツ(Netz)店に様変わりした。ロゴや店構えのほか、店員の接客態度、サービスメニューなどオート店をしのばせるアイテムを探すのが困難なほどの変身ぶりである。1998年10月のアルテッツァ、そして1999年1月のヴィッツと、新車も相次いで投入されている。ともすれば、「古くさい」「コンサバティブ」とイメージされてきたトヨタの、「ニュージェネレーション戦略」がここにある。
第1章 ネッツはいかに変わったのか―ショールームから「いらっしゃいませ」が消えた日
第2章 時代の希求が生んだネッツ―五大チャネル戦国時代とその後
第3章 ドキュメント!ネッツ革命前夜―革命が見えてきた1997年夏
第4章 ネッツへの戦略構築と戦略決定―一部門が起草したオートチャネルのCI
第5章 ネッツの戦略を解剖する―うつむき加減の時代に胸を張れるネッツの主張
第6章 発揮され始めたネッツの効果―そしてユーザーはネッツを選択する
第7章 ネッツ、そしてトヨタの二一世紀―あとがきにかえて