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[BOOKデータベースより]
天皇を頂点に据えた官僚制が、政党政治を立ち上げながらも不断にそれを解体しつづけた近代日本の立憲制。そこでは、政党政治をささえる真の主権者としての国民が創出されることはなかった。国民国家はなぜ十全の姿を現さなかったのか。近代世界システムそのものの相対化を標榜し、市民社会を流産させた「天皇制国家」近代日本を自己検証する。
序 近代日本の輪郭
1 中央集権国家という虚像(社会の近代化と政治の官僚化;多元制システムとしての天皇親政―天皇と官僚;政治の多元化と首都の形成―古都論の視点から;官僚制の構造とその比較史;近代へいたる歴史の諸段階―時代区分論の試み)
2 立憲化の構造と国民文化(身分制解体の手法と立憲化の限界―もう一つの序論;「解放令」と市民社会の流産;「解放令」以後―明治期の都市と部落問題;政治の立憲化と政党化;天皇制と公共性 ほか)