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- メディアの興亡 上
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- 価格
- 586円(本体533円+税)
- 発行年月
- 1998年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167504014
[BOOKデータベースより]
新聞社から活字が消えていく―。コンピュータで新聞をつくるという壮大な計画にむけて、日本経済新聞社は動きだした。アポロ宇宙計画に匹敵する難事業に社を挙げて取り組んだ日経を中心に、大新聞の変革期に新聞人が何を考え、どう行動したかを活写する、第17回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した傑作。
プロローグ ニューヨーク
第1部 黎明
第2部 決断
第3部 始動
新聞社から活字が消える!? コンピュータを導入し、新聞製作の技術革新をめぐって大新聞社同士が繰り広げた“もう一つの紙面競争”を描く、第17回大宅賞受賞作品。(柳田邦男)
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それまで活字を拾って版組みしていた新聞をコンピューターのデータで作るように変革した、つまりDTPのシステムを開発した過程を追う、ドキュメンタリーです。その当時、レイアウトの独特な日本の新聞紙面を作るのは、ワープロで単純な文書を作るようには行かなかった。周囲に「お荷物」と思われながら開発を続けて成功に漕ぎ付けた方々の姿は、地味ながら、小説より奇なる事実=「リアル」の面白さを教えてくれます。小説家も電子データで入稿するのが当たり前になっている今、(新聞と小説の原稿は違うものだとは言えど)コンピューターというものの発展の可能性を示してくれた方々には敬意を表したく思う次第です。
吉川永青/作家 歴史・時代小説家
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2013/6/27
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】