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[BOOKデータベースより]
七世紀から九世紀における古代王権の権力構造を、都城の成立過程を素材として解明。斑鳩宮など、皇子宮の経営を論じ、都城制を律令国家の歩みと関連されて追究。文献や考古学的成果を駆使し、都宮の発展段階を描く。
序章 古代における宮の成立と発展
皇子宮の経営
嶋宮の伝領過程
上宮王家と斑鳩
「斑鳩宮」の経済的基盤
「斑鳩宮」の経営について
「大津京」の再検討
複都制と難波京
倭京から藤原京へ
平城宮の中宮・東宮・西宮
初期平安京の史的意義
終章 古代国家における都城と行幸