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- 子どもの涙
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ある在日朝鮮人の読書遍歴
小学館文庫 Rそー2ー1
- 価格
- 545円(本体495円+税)
- 発行年月
- 1998年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094021318
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[BOOKデータベースより]
「徐兄弟事件」で知られる元韓国政治犯徐勝、俊植兄弟の末弟がふりかえる、本を唯一の友にした幼きころから青春時代にかけての「読書遍歴」。時に甘く、そして時に苦く…静かに語られるその言葉のひとつひとつは、確かな重みをもって迫ってくる。心にひびく在日朝鮮人の自己形成史。「日本エッセイスト・クラブ賞受賞」。
ムリーリョの少年―まえがきにかえて
思春期の戸口にて―『寺田寅彦集』
子どもの涙(エリザベス・ルウィズ『揚子江の少年』;ニコライ・バイコフ『偉大なる王』;エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』)
豆を煮るに―吉川英治『三国志』
いやな奴―太宰治『思ひ出』
男について―『現代詩人全集』ほか
読めなかった本―トーマス・マン『魔の山』
希望とは―魯迅『故郷』
廃滅せんとする言葉(許南麒『朝鮮冬物語』;金素雲編訳『朝鮮詩集』)
橋をわがものにする思想―フランツ・ファノン『地に呪われたる者』