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[BOOKデータベースより]
おまわりさんのバックルさんが、学校をまわって安全のためのひとくちメモを話してきかせても、子どもは、だれも聞いていません。みんな、すっかりあきているのです。ところが、警察犬のグロリアが来てから、すっかりようすがかわってしまいました…かしこい犬のグロリアとやさしいおまわりさんのバックルさんがまきおこす、ゆかいなものがたり。コールデコット賞受賞作。5さい〜。
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ペギー・ラスマンの作品で「たいへんたいへん、あかちゃん、まって!」「おやすみゴリラくん」が気に入っているので、読んでみました。
1996年のコールデコット賞受賞作品。
お話は、おまわりのバックルさんが安全教室を実施しているところから始まります。
ただし、安全教室は、子供達に飽きられてしまっています。
そこに加わったのが、警察犬のグロリア。
グロリアが参加するようになってからは、安全教室が大人気になるのですが、その訳は、グロリアがバックルさんの後ろで安全メモにあわせて芸を披露しているから。
知らぬはバックルさんという図式で、バックルさんが振り返ると、グロリアは大人しくお座りしているのですから、グロリアは凄い役者です。
ところが、ある日、その安全教室の実態をTVでバックルさんは見てしまい、実はグロリアのお陰で安全教室が盛況だったことを知るのです。
それからバックルさんとグロリアのコンビは解消してしまうのですが、素晴らしい展開があって、ハッピーエンディングをむかえるのです。
ストーリーも本当に良く練られていると思います。
何と言っても、グロリアのトリッキーな動きが絶品です。
バックルさんとグロリアの心温まる交流も言うことなし。
子供なら誰しもが楽しめること間違いなしの絵本としてオススメします。
年少くらいから楽しめる絵本だと思います。(ジュンイチさん 40代・東京都 男の子12歳、男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】