- 同級生
-
- 価格
- 814円（本体740円＋税）
- 発行年月
- 1996年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062633420
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ユーザーレビュー （2件、平均スコア：3）
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sige
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「放課後」ほどインパクトは無い
再び、学園物だ。“放課後”のときにも書いたが、この学園物も類にもれず、生徒指導部の教師がボロクソに書かれている。この小説の最後にある、東野自身の“あとがき”を読んで「ああ、やっぱりこういうことだったのだ」と納得した。はっきり書いてあった。“小学生の時から教師が大嫌いだった”と。批判も痛烈だ。
東野はきっといい先生に巡り会わなかったのだろう。また逆に反発するくらい気骨があったので、偉大な作家になれたのだとも言える。いい先生なんてそんなにどこにでもいるものではないから。
トリックは大体予測がつくし、ミステリーとしては放課後ほどインパクトは無い。今頃の高校生では、このような問題が多いのだろうか。(私の高校時代は男女が並んで帰ったら翌日指導を受けてた) こうなると教師はますます目くじらを立てて、ますます生徒に嫌われるだろうな。
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美湯
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男のズルさ
男のズルさが不幸を重ねた作品だなあと、感じました
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
同級生の宮前由紀子は俺の子を身ごもったまま、そして俺の愛が本物だったと信じたまま事故死した。俺にできる償いは本気の関係だったと皆に告白することと事故の真相を暴くことだけだった。やがてある女教師が関わっていたことを突き止めるが、彼女の絞殺体が発見されるや、一転俺は容疑者にされてしまう。
[日販商品データベースより]修文館高校3年の宮前由希子が交通事故死した。彼女は同級生・西原荘一の子を身ごもっていた。それを知った荘一は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場にいた女教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。著者のターニングポイントとなった傑作青春ミステリー。