- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
[BOOKデータベースより]
頓田の森は、山、山ぐろ、ヤブと呼ばれ、桑畑にかこまれた小さな森でした。昭和20年3月27日のことです。太刀洗飛行場を襲った爆撃から逃れようとした子どもたちは、この頓田の森に避難しました。しかし、ここにも、爆弾は落とされたのです。「頓田の森の悲劇」を、子どもといっしょに爆撃をうけたシイの木が静かに語ります。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 闇に願いを
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年03月発売】
- 空中ブランコのりのキキ
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2014年04月発売】
- 子ぎつねヘレンがのこしたもの
-
価格:880円(本体800円+税)
【2005年09月発売】
戦火の極限状況と悲惨な出来事を、過去の事だと感じる人がいるとしたら、このお話はあの津波を呼び起こすと、もっと身近な話として感じられるのではないでしょうか。
青空に並んだB29の編隊が印象的、白黒で描かれた子どもたちが象徴的です。
学校の終業式を襲った爆撃とパニック。
平穏が一瞬にして壊されるところを、この絵本は描いています。
多くの犠牲を伝えるために、シイの木は被災してはいても、再生しました。
悲しみを繰り返さぬためにも、語り伝えたいことが凝縮されている絵本だと思います。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】