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- イギリス王室物語
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 1996年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061492837
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[BOOKデータベースより]
千年の伝統をもち、今も華麗に輝くイギリス王室。「残虐非道」のヘンリー八世、自信家の処女王エリザベス一世、快楽の王子ジョージ四世など、大英帝国の栄光を築いた強烈な個性たちを描く。
プロローグ イギリス王室とは
[日販商品データベースより]1 ヘンリー八世―残虐非道と呼ばれても
2 エリザベス一世―空前絶後の王である私
3 ジェームズ一世―悪魔学の専門家
4 チャールズ二世―放蕩に死す
5 ジョージ一世―総理大臣を生んだ政治的無関心
6 ジョージ四世―快楽の王子
7 ヴィクトリア女王―大英帝国の絶頂と貞淑な女王
8 エドワード八世―王冠か恋か
エピローグ 今日のイギリス王室
1000年の伝統をもち、今も華麗に輝くイギリス王室。「残虐非道」のヘンリー8世、自信家の処女王エリザベス1世、快楽の王子ジョージ4世など、大英帝国の栄光を築いた強烈な個性たちを描く。
イギリス王室の「伝統」――ウィリアム1世から数えれば約900年、全ヨーロッパに華麗なネットワークをもつに至ったイギリス王室だが、……王室史をひもとくとき驚くのは、歴代の国王にずいぶんいろいろな性格をもった人間、それもいささか破天荒な人物が多いということである。詳しくは本文に譲るけれども、まず目立つのが好色というのか、ともかく色事にかかわる話題を提供してくれる国王が数多い。……ヘンリー8世を筆頭として、現在のチャールズ(たぶんいずれ国王になるだろう)に至るまで、程度の差はあれ色がらみの話はこの王室の伝統という気がする。けれどもこのことと同時にあえてつけ加えておきたいのは、国王あるいは王室の人間が、イギリス最高の貴族としてそれなりの義務も果たしているという点である。たとえば第8章にとりあげる在位わずか1年足らずだったエドワード8世、ウィンザー公だとて、女遊びのあいまに世界各地をとびまわり(あるいはこの逆といったらいいか)、親善訪問によってイギリスという国の宣伝にこれつとめていた。――本書より