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- 老益
-
歴史に学ぶ50歳からの生き方
NHKブックス 724
- 価格
- 908円(本体825円+税)
- 発行年月
- 1994年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140017241
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[BOOKデータベースより]
「老害」が跋扈するままであれば、今、迎えている高齢化社会は真っ暗闇になってしまう。しかし、「昔の人は短命だった」の常識は誤りであり、歴史をさかのぼれば、長生きして「老益」を発揮した人たちが大勢いた。宮本武蔵は剣の神髄を五十歳にして会得し、貝原益軒は人間の知恵は五十歳から開花すると言っている。五十歳を節目に後半生を豊かに生きた伊能忠敬や大田垣蓮月など、先人たちの見事な一生から、現代人は今こそ学ぶべきだろう。本書では、長寿をめぐる日本人の心性と老益のあり方を提起する。
序章 人間五十年、下天の内
第1章 不老不死の国
第2章 自死に向かう人びと
第3章 老いてなお恋に生き愛に生きる
第4章 長寿の健康法
第5章 戦国時代に老益を発揮した人びと
第6章 五十歳からの“維新”