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- 近世日本国民史和宮御降嫁
-
久世・安藤執政時代
講談社学術文庫 1034
- 価格
- 1,708円(本体1,553円+税)
- 発行年月
- 1992年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061590342
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[BOOKデータベースより]
井伊大老横死後幕府の実権を握った久世・安藤は、大老の遺策となった和宮降嫁を朝廷との軋轢緩和の一とするも、乾坤一擲、外夷掃除の大力量はなかった。時に公卿岩倉具視、御降嫁を公武合体の楔子とすべく天皇の諮問に答えて上書。はじめ忌避していた和宮もついにこれを承諾。「惜しまじな君と民とのためならば身は武蔵野の露と消ゆとも」と詠じて東下。自ら将軍家茂の御台所としてその生涯を捧ぐ。
第1章 井伊横死後の政状
第2章 水戸藩の内情
第3章 和宮御降嫁問題の発端
第4章 幕府の御降嫁再願
第5章 水戸勅諚取戻し再願問題
第6章 幕府の御降嫁強請
第7章 和宮御降嫁の裏面運動者
第8章 和宮御宮嫁拝承の経緯
第9章 幕府の御降嫁催促運動
第10章 幕府の御降嫁公式奏請
第11章 御降嫁問題の大停頓
第12章 御降嫁決定
第13章 御東下期につき一停頓
第14章 和宮御東下仰せ出
第15章 和宮江戸御著
第16章 和宮江戸御入城
第17章 将軍・幕閣、誓書を奉る
第18章 御成婚後幕府の和宮待遇問題
第19章 宮廷の御内状