第二次世界大戦 ２

真珠湾前後　

錦正社
軍事史学会　

• 価格: 3,738円（本体3,398円＋税）
• 発行年月: 1991年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784764603035

内容情報

[BOOKデータベースより]

従来の軍事研究の枠を超え政治・外交にも目を広げ、日米開戦過程の実相を新な多角的視点から問い直す。

歴史に学び歴史を築く
再考真珠湾攻撃―半世紀後の視点から
第１篇　対米開戦への道（「非決定」の構図―第二次、第三次近衛内閣の対外政策を中心に；再考松岡外交―その国内政治的要因；対米最後通告をめぐる日本海軍の対応）
第２篇　日米開戦と軍事戦略（アメリカ陸軍とオレンジ計画；オレンジ計画と山本戦略―ハワイ奇襲と連続攻勢作戦；蘭印作戦をめぐる南方軍と海軍の葛藤）
第３篇　日米開戦と第三国（日本の仏印進駐に際するフランスの対応―「対日協力政策」序論；日蘭開戦への道；ドイツの太平洋戦争参加に関する諸問題；「真珠湾」とソ連外交―１９４１年日本をめぐる米ソ関係）
第４篇　戦争と情報（真珠湾以前における三国同盟間の通信情報協力；機動部隊とソ連船との遭遇説を検証する；ウィストン・Ｓ．チャーチルと英国情報；日本陸軍と対中国情報）
開戦史話（日米開戦５０年；開戦回顧談）
史料紹介（山本五十六の開戦前後の書簡）
日米開戦関連文献目録