大庭みな子全集 第１０巻

講談社
大庭みな子　

• 価格: 5,554円（本体5,049円＋税）
• 発行年月: 1991年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784061917200

内容情報

[BOOKデータベースより]

今日の文学に革新的な血と活力をもたらしつづける大庭みな子の文業、初の集大成。人間と文学への尽きない関心と愛着を、広い視野と深い洞察とをもって語るエッセイ集。著作年表・書誌・参考文献等を付す。

詩（ガラスの球；王女の涙；ゆく舟）
戯曲　死海のりんご
エッセイ（私の１９６８年；叫び出すほら穴；ふなくい虫；作家と文体；ある夕ぐれ―川端康成；思い出―佐多稲子；安部公房の「自由な参加」；『文鳥』『夢十夜』と『坑夫』―文学における我と非我；チェーホフとわたくし；変身―カフカ；暗い笑い―イングマル・ベルイマン；ベルイマン監督の「秋のソナタ」；地獄の配膳；訪れ；その頃；カルメ焼と密会；鹿の年始；クマバチの衛兵；人間として―女であったこと；愛をめぐる人生模様；男性たちの掘った墓穴；悪妻を持った男たち　ほか）
小品（絵姿女房；瓜子姫とあまんじゃく；人妻）