- 群衆の中の芸術家
-
ボードレールと十九世紀フランス絵画
中公文庫 あ―21―2
- 価格
- 641円(本体583円+税)
- 発行年月
- 1991年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122018013
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- マネの絵画
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2019年02月発売】
- 絵画における真理 上 新装版
-
価格:3,740円(本体3,400円+税)
【2012年11月発売】
- アンリ・フォシヨンと未完の美術史
-
価格:10,780円(本体9,800円+税)
【2019年05月発売】
[BOOKデータベースより]
1部の有閑階級の独占物であった絵画を、広く“ブルジョワ公衆”のものに転化させようという、19世紀中葉の美術革新期にあって、その最も尖端的なイニシアチヴをとったのが、美術批評家ボードレールであった。批評家の任務とは、芸術家の創造する美をその享受者たるべき広衆に啓蒙することである、との考えに基づくボードレールの批評活動を、ドラクロワ・クールベ・マネらとの交渉を軸にして詳細に論考する。
1 群衆の中の批評家―シャルル・ボードレール
2 ダンディ、それとも芸術家?―ウージェーヌ・ドラクロワ
3 ナルシスと民衆―ギュスターヴ・クールベ
4 〈現在〉の発見―エドゥアール・マネ
5 風景の中の芸術家―シャルル・ボードレール