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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 自分が生まれる前の話。本書で描かれている現代日本の「政治の季節」に、危なげな雰囲気と、屈折した憧れを感じました。現代の日本は、世界最高レベルの安全、安心、平和な世界。他方、本書で描かれている都内は、同じ国でありながら、自分が見たこともない「戦場」でした。政治の話なんて同級生にしようものなら、笑われてしまう現代の日本。でも、ほんの少し前の日本では、それが歓迎されたという事実。自分の偏り?が少し許されたような気持がして、以来、むしろ目立つように、政治関連の書籍を本題に並べて(飾って?)おきました。若かった・・・。自分のノンフィクションの世界に導いてくれた一冊でもあります。
[BOOKデータベースより]
現役の東大法学部4年生が挑戦した21年前へのノンフィクション“時間旅行”。
プロローグ 「学生運動だけはしんときないよ」
第1部 連帯を求めて孤立を恐れず(「安田講堂」というタブー;「68・69を記録する会」;紛争の発端は医学部だった;卒業式と入学式;天安門広場と安田講堂;“行動隊長”のいまむかし;「全学連」と「全共闘」;教授は神様、助手はコウモリ;「では君はどうするんだ!」)
第2部 とめてくれるなおっかさん(山本義隆氏への1通目の手紙;加藤一郎総長代行の登場;「敵ながらアッパレ」;駒場の闘い;「民青系」のレッテル;ネトライキ派とクラス連合;「ぶんなぐってやりたかった」―秩序派)
第3部 われわれの闘いは勝利だった(山本義隆氏への2通目の手紙;安田講堂の落城;「入試中止」が残したもの;セクトとゲバ棒;東大紛争と東大新聞;折原浩教授の“戦線縮小”;「進学相談室」から)
第4部 「いちご白書」をもう1度(山本義隆氏への3通目の手紙;ジョン・レノンのいいたかったこと;闘いの余燼―東大のその後;紛争を取材した人と私;東大紛争の再現劇「真冬の太陽」)
エピローグ 「20年前」への時間旅行は…