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[BOOKデータベースより]
仏壇に手を合わせ、神棚に柏手を打ち、キリスト教立の学校へも平然として通う。―この日本人の奇妙な宗教状況をどう解釈すべきであろうか。本書は、それを解く鍵を、〈民族の三つ子の魂百まで〉という仮説に基づいて『古事記』の神観念に探り、その神観念が日本史の場で、強固な論理体系をもつ仏教をいかに変容させたのかを、法然、親鸞、道元などの思想を辿って検証し、日本人にとって信仰とは何を意味するかを考える試みである。
1 問題提起―日本人の信仰の特色を示す二、三の例
2 主題へのアプローチ―ある作業仮説の成立
3 『古事記』―日本民族の〈三つ子の魂〉としての書
4 『古事記』の神観念―日本人の神観念の原型
5 仏教とは何か―その教えと歴史
6 聖徳太子の仏教受容―日本人の神観念は仏教をどのように受け容れたか
7 建て前と本音―仏教は本当に日本人の神観念と一体となったのであろうか
8 法然の登場―すべてのものの救われる道
9 日本人の神観念と仏教―その融合への苦闘