- 生きられる時間 1
-
現象学的・精神病理学的研究
みすず書房
ユージン・ミンコフスキー 中江育生 清水誠(フランス哲学)- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 1982年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784622022268
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[BOOKデータベースより]
本書はミンコフスキーの代表的な著書として、また時間論の名著として、長い間、その翻訳を待たれていたものである。1927年に『精神分裂病』を著わした著者は、分裂病者の時間と空間における特殊な存在の形態、特異な世界への入口を模索しつづけていた。ベルクソン、フッサールの影響が色濃く影を落している本書はその延長線上にある。1993年、『生きられる時間』が生れたときは、私費で千部刷られたという。わが国でも幻の名著となっていたが、1968年にようやく、世界的な要望のうちに再版された。限定復刊。
第1編 生の時間的様相についての試論(生成と質的時間の本質的諸要素(展開の原理);人格的躍動の本質的諸特徴(生成に於ける交叉点。自我を越えた結合、すなわち、超人格的結合の原理);現実との生命的接触 生きられる共時性(平行論を示す現象―滲透あるいは分有の原理);未来(「より遠くに」及び「地平」という現象。箱入れの原理);死(「一つ」の生命と一つの生命の衰えに於ける二元論) ほか)