新刊展望トップ │ [特集] 牧 眞司 │ [特集] 池澤春菜 │ [著者とその本] 山田宗樹 │ [創作の現場] 辛酸なめ子
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新刊展望7月号
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山田宗樹 / Muneki Yamada
1965年愛知県生まれ。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了後、製薬会社で農薬の研究開発に従事。98年に『直線の死角』で第十八回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化され大ヒット作となる。2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞を受賞。その他著作に『ジバク』『ギフテッド』などがある。
著作
- 代体
- 人間の意識を移転させる技術がビジネスとなった世界。意識を容れることができる身体型の器「代体」の大手メーカー営業マンの八田は、代体に絡む利権や悪意、壮大な陰謀に次第に巻き込まれてゆく…。
- 百年法 上
- 不老不死が実現した日本。しかし、法律により100年後に死ななければならない。西暦2048年。100年の生と引き替えに、不老処置を受けた人々の100年目の死の強制が目前に迫っていた。その時、人々の選択は…。
- 百年法 下
- 自ら選んだ人生の結末が目の前に迫った時、忘れかけていた生の実感と死の恐怖が、人々を襲う。生存制限法により、100年目の死に向き合うことになった日本人の選択と覚悟の結末は…。
- ギフテッド
- アメリカ合衆国に住む13才の少年の体内に、未知の臓器が見つかった。以後、同様の臓器をもつ子どもたちの存在が、世界で確認される。彼らは「ギフテッド」と呼ばれるようになり…。
- 嫌われ松子の一生 上
- 東京で大学生活を満喫していた川尻笙は、突然の父の訪問で三十年以上前に失踪した伯母・松子の存在と、彼女が最近東京で何者かに殺されたことを知る。部屋の後始末を頼まれた笙は興味本位から松子の生涯を調べ始める。それは彼にとって凄まじい人生との遭遇だった……。
- 嫌われ松子の一生 下
- 中学教師だった松子は、ある事件で馘首され故郷から失踪してしまう。そこから彼女の転落し続ける人生が始まっていた。一方、松子の生涯を辿っていた笙は、殺人歴を持つ男やかつての友人との出会いを経て、松子が小さな幸せを求め格闘した生身の女性だと気づいていく。
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