新刊展望トップ │ [著者とその本] 原田マハ │ [創作の現場] いせひでこ
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新刊展望5月号
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いせひでこ / Hideko Ise
画家、絵本作家。1949年生まれ。東京芸術大学卒業。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『ルリユールおじさん』は講談社出版文化賞絵本賞を受賞、ベストセラーとなる。宮沢賢治とゴッホの研究、スケッチの旅の出会いや実感から、絵本やエッセイを発表しつづけている。近刊に『大きな木のような人』、『まつり』、『最初の質問』(詩・長田弘)がある。
著作
- 幼い子は微笑む
- 赤ちゃんの微笑の中に生きることの根源的な問いを見出した長田弘の名詩を、いせひでこが絵本に。詩人と画家、最後のコラボレーション。入魂の1冊。初版限定メッセージカード付き。
- 最初の質問
- 今日、あなたは空を見上げましたか…。中学3年生の国語教科書にも掲載されている、長田弘の詩「最初の質問」が、うつくしい絵本に。繰り返される問いかけが、いせひでこの絵とともに、深い思索へと誘う。
- チェロの木
- 木は、見たり聞いたりしてきたことを、歌ったのかもしれない、楽器になって…。大きな季節のめぐりの中で、祖父から父、父から子、そして、森から木、木から楽器の奏でる音楽へとつらなっていく、いのちの詩を描く。
- ルリユ−ルおじさん
- わたしも魔法の手を持てただろうか…。樹齢400年のアカシアのもとで、ひっそりと息づいていた手の記憶。本造りの職人=ルリユールから少女へ、かけがえのないおくりもの。講談社出版文化賞絵本賞受賞。
- まつり
- 日本にやってきたパリの植物学者を、少女さえらが案内する。行く先は地元のお祭り。準備の風景や、彫刻屋台のみごとな装飾に、期待は高まる。そして祭りがはじまり…。“日本の心”を描く、いせひでこの新境地。
- 大きな木のような人
- 「人はみな心の中に、一本の木をもっている。」植物園で、植物学者と少女が出会う。少女は植物の面白さに目覚め、心に何かが芽生えたことを感じる。雄大な植物に囲まれた、小さいけれど感動的な出会いを描く絵本。
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