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- 万葉の紫と榛の発想
-
恋衣の系譜
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784908028465
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[BOOKデータベースより]
第1章 紫の発想(大衆的な恋情表現;外来文化;恋衣 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 榛の発想(恋衣と旅の記念;島の榛;伊香保の榛 ほか)
第3章 “綜麻条の榛摺りの歌”の位相―近江遷都歌の唱和(行旅・遠征を守護する国魂;神山と里;“国見歌”と“山見歌” ほか)
万葉集に「紫」を読み込んだ17種の歌を考察し、その「紫」の歌がなぜ恋情発想をとるのか。著者はその歌のもとに、男女和合の饗宴〈薬狩り〉=成人戒をみる。また同じく万葉集に「榛(はり)」(はんのき)を読み込んだ歌である「近江遷都歌」のモデルに大和・三輪地方の古歌をみる。それはさらにさかのぼり、古事記・雄略記の「赤猪子伝承」にたどる。本書は、万葉集などの「色衣」の歌から、古代の民衆の習俗・神話を探る論考である。