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- 日本を愛した人類学者
-
エンブリー夫妻の日米戦争
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784907902193
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[BOOKデータベースより]
1935年から1年間、熊本の小村・須恵村に滞在し、外国人として戦前唯一の日本農村研究書を著したアメリカの社会人類学者とその妻。開戦前、いち早く象徴としての天皇に言及、『菊と刀』に代表される“好戦的な日本人”論に異議を唱えつつ、日系人強制収容所の待遇改善を訴え、FBIによる監視下も傲慢な占領政策を戒め続けた俊英の思想とその悲劇的な死までを描く労作。第31回地方出版文化賞・功労賞『忘れられた人類学者』待望の続編。
人類学への道
[日販商品データベースより]須恵村へ
日米開戦、情報機関へ
日系人強制収容所での葛藤
占領軍士官を教育
二度のミクロネシア調査
戦火のインドシナへ
ユネスコ、ポイント4、そしてFBIの影
須恵村・国家・戦争
自民族中心主義に抗して
「国民性」論争
『菊と刀』への批判
ジョン・ダワーのエンブリー批判
「占領」と民主主義
象徴天皇制とエンブリー
『須恵村』と農地改革
ハーバート・ノーマンとヘレン・ミアーズ
日本への「愛」
★第31回地方出版文化賞・功労賞『忘れられた人類学者』待望の続編★ 1935年から1年間、熊本の小村・須恵村に滞在し、外国人として戦前唯一の日本農村研究書を著したアメリカの社会人類学者とその妻。開戦前、いち早く象徴としての天皇に言及、『菊と刀』に代表される“好戦的な日本人”論に異議を唱えつつ、日系人強制収容所の待遇改善を訴え、FBIによる監視下も傲慢な占領政策を戒め続けた俊英の思想とその悲劇的な死までを描く労作。