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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2022年02月発売】
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[BOOKデータベースより]
宗教の本質がわかると戦争・紛争が絶えない世界がわかる!邪宗徒は殺してよい、正法を守るための殺人は功徳、異教徒の死は神の栄光…慈悲と救済をうたう宗教の知られざる実像に迫る!
第1章 イスラム教―宗教の名のもとに戦う(「聖典」とは何か;聖典が少ないセム型一神教、聖典が多い仏教 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 ユダヤ教―暴虐に満ちた『旧約聖書』の世界(キリスト教、イスラム教に組み込まれたユダヤ教;「創世記」に記された最初の殺人 ほか)
第3章 キリスト教―暴力を容認してきた愛の宗教(福音書は直接の目撃譚ではない;開祖イエスは暴力を徹底否定した ほか)
第4章 仏教―「空」がもたらす殺人肯定(開祖ブッダは徹底的に暴力を否定;社会との絆を断つことを求める仏教 ほか)
終章 宗教の陥穽(聖典の重要性;モーセとムハンマド―セム型一神教の理想的な指導者 ほか)
宗教の本質がわかると、戦争と紛争が絶えない世界がわかる!
平和、愛、慈悲などをうたい、人を救うのは宗教である。だが同時に、暴力やテロ、殺人を犯すのも宗教である。一向一揆、十字軍など、洋の東西、時代を問わず、宗教は戦い、人を殺してきた。平和、愛、慈悲をうたう宗教が暴力と縁が切れないのはなぜか。宗教はやむなく戦い、人を殺してきたのか。それとも宗教のなかに暴力や殺人を肯定する論理や構造があるのか。宗教学者がイスラム教、ユダヤ教、キリスト教、仏教を横断的に考察し、知られざる宗教の実像に迫る!
【本書で扱う事例】
▼神とモーセによる暴力に満ちた『旧約聖書』
▼「多神教徒は殺してしまうがよい」と定めるイスラム教
▼ヒトラー暗殺計画に加担した高潔なキリスト教神学者
▼「空」の理論が殺人肯定を導く仏教 など