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- 柳宗悦
-
「無対辞」の思想
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2018年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863291683
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[BOOKデータベースより]
従来ほとんど顧みられることのなかった“無対辞の一なる思想”、すなわち“存在するすべてを全肯定する思想”の核心に迫る。陶工でもある著者が作陶の実感を踏まえながら柳宗悦が観つづけた“一なる美”の本質を辿る。
1 永遠相に生をみつめて(文学・芸術・哲学;神秘主義;工芸美の発見)
[日販商品データベースより]2 此岸の浄土(民藝―「文字なき聖書」;民藝運動;此岸に彼岸をみつめて)
「民藝」の美の発見者にして日本民藝館の創設者が唱え続けた〈一(いつ)なる美〉〈一(いつ)なる思想〉の核心に迫る。
柳宗悦は「民藝」の美の発見者として広く知られてきた。しかし不思議なことに、彼自身が唱え続けて止まなかった無対辞の「一」なる思想、すなわち存在するものの一切を全肯定する思想が顧みられるようなことはほとんどなかった。
民藝とは「一(いつ)」なる美(=根源的美)の提示であった。その民藝の思想の核心にあったのは、世界を美醜正邪に分けて二元的にとらえる近代思想を超えようとするものだった。柳の思想的営為を、作陶の実感を踏まえながら熊本県菊池在の陶工が辿った画期的な一冊。