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- 日本人の身体観の歴史
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- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2022年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784831826428
[BOOKデータベースより]
日本における身体観を現代から近世、中世に遡及して説き、また西欧の身体観にも論及。「脳化社会」の進展にともない自然物である「身体」が人工化していく過程を鮮やかに繙き、現代社会で繰り広げられる「身体」をめぐる議論を小気味よいタッチで論述する。モノの見方を一変させる、養老「ヒト学」、初期の傑作。
1 自然・人間・社会
2 現代哲学の身体観
3 近世の身体観
4 中世の身体観
補論 西欧の身体観
終章 身体の行方
日本の中世、近世、そして現代哲学の心身論から、さらには西欧の身体観まで論じる。
固定観念を揺さぶり、常識をくつがえし、人と世界の見方を一変させる、養老「ヒト学」の集大成。
【本書の目次】
法蔵館文庫へのまえがき
T 自然・人間・社会
死体とはなにか
「自然」の見方
人間=身体および社会
U 現代哲学の身体観
現代哲学の心身論
廣松渉氏の心身論
さまざまな心身一元論
V 近世の身体観
江戸という時代
裸の王様
荻生徂徠の自然と人為
二宮尊徳の天理と人道
W 中世の身体観
仏教における身体思想
中世の身心
補論 西欧の身体観
西欧の心身論
三つの身体
トランジと心臓信仰
肉と石
終章
身体の行方
あとがき
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