- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 文字に聞く
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784794226587
[BOOKデータベースより]
「日本近代書道の父」と呼ばれる日下部鳴鶴の伝統を継ぐ鳴鶴流第四代の書家・南鶴溪のエッセイ。さまざまな漢字の成り立ちをていねいに紹介しながら、文字の魅力や書への思いを綴り、書聖・王羲之についても言及する。何千年もの間、受け継がれてきた漢字には、人類の知恵が秘められており、個々の漢字が生まれた背景に、人間の目指すべき道が見えてくる。いまの混沌とした時代を生きる日本人の指針になる一冊。
第1章 歩く文字、走る文字
第2章 鷲づかみにされた心
第3章 漢字でない漢字
第4章 誠の花を学ぶ
第5章 点は一生
〇 丸は四角、四角は丸? 〇も立派な漢字です!
十 横棒は人生、縦棒は歴史。修業が必要な簡単に書けない字!
愛 鷲づかみにされた心が愛。実は「しっかり束縛」されている!
公 「公」も「私」も元は私(わたし)。「ム」=は「私」の本字だった!
學 学ぶは真似ぶ。「学ぶ」とは「真似る」で「真似ぶ」が語源だった!
気づかずに書いていた! 知らずに読んでいた!
普段、何気なく書いたり打ったりしているたった一文字の漢字にも、実は深い意味がある。
教養と語彙力が自然に身につく、極上の漢字エッセイ!
<著者より>
「人間は空気と水と文字なしには生きていけない」
―これが鳴鶴流三代の岡村天溪が全ての人に伝えたい胸の内でした。
本書は岡村天溪の下で「文字」にひれ伏し修業をした私が、
その精華を余すところなく伝えているエッセイです。
やさしい記述で、大変読みやすく、個々の漢字が生まれた背景、
なぜ文字がそのような形になったのかといった「成り立ち」を紹介しながら、
読み書きで語彙力が高まる理由や自筆で文字を書くことの大切さを伝えています。
書道を勉強していなくても、普段から文字に接している方なら、
誰もが身に着けられる「教養」になるはず。
パソコンやスマホで文字を書く時代になった今こそ
読んでいただきたい、漢字の真の魅力が詰まった1冊です。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- アートとフェミニズムは誰のもの?
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2023年08月発売】
- 今と未来がわかる色彩心理
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年01月発売】
- これからはじめるPython入門講座
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2023年01月発売】