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[BOOKデータベースより]
平安期に創始された祇園祭は、応仁の乱や天明の大火などで順延、中止された期間を除き、現在まで挙行され続ける祭礼である。その歴史に呼応するかのように、祇園祭を主題に描かれた絵画作品は数多く、洛中洛外図なども含めれば近世以前だけでも二〇〇点をくだらない。しかし、その膨大さゆえに、今までの研究には祇園祭の全体を見渡す視点が大きく欠落していたといわざるを得ない。本書は、祇園祭の山鉾巡行ならびに江戸の中期に始まる神輿洗のねりものを描いた絵画作品、つまり「描かれた祇園祭」から、その祭儀の変遷を読み解こうと試みる一書である。
山鉾巡行篇(祇園祭礼図の系譜と特質;神宮文庫蔵「祇園祭之図」について―祇園祭礼図の成立に関する試論;サントリー美術館蔵「日吉山王・祇園祭礼図屏風」再考;出光美術館蔵「祇園祭礼図屏風」小解―補筆による鉾頭改変を手掛かりに;大阪歴史博物館蔵「祇園祭礼図屏風」研究序説―秀吉思慕の祇園祭礼図 ほか)
[日販商品データベースより]祇園ねりもの篇(もう一つの祇園祭“祇園ねりもの 近世篇”;宝暦五年刊『祇園ねり物絵づくし』から読み解く祇園ねりもの;國學院大學博物館蔵「京祇園会ねり物大ミセ姿」について―祇園ねりものを描く摺物の予定稿と決定稿に関する一試論;横山華山筆「祇園祭礼図巻」図解―祇園ねりものの描写を中心に;万延元年の祇園ねりもの―「祇園奉能御千度里の賑ひ」と「祇園御千度さとの賑ひ」の紹介をかねて ほか)
平安期に創始された祇園祭は、応仁の乱や天明の大火などで順延、中止された期間を除き、現在まで挙行され続ける祭礼である。その歴史に呼応するかのように、祇園祭を主題に描かれた絵画作品は数多く、洛中洛外図なども含めれば近世以前だけでも200点をくだらない。しかし、その膨大さゆえに、今までの研究には祇園祭の全体を見渡す視点が大きく欠落していたといわざるを得ない。
本書は、祇園祭の山鉾巡行ならびに江戸の中期に始まる神輿洗のねりものを描いた絵画作品、つまり「描かれた祇園祭」から、その祭儀の変遷を読み解こうと試みる一書である。