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[BOOKデータベースより]
かつて「三都」の一つであった京都は、維新後の没落と都市間競争の激化にどう立ち向かったのか。明治前期の琵琶湖疏水建設に始まり、日露戦争後の都市改造事業である三大事業(第二疏水・上下水道・道路拡張と市電)による都市近代化、そして第一次世界大戦後の周辺市町村への中心市街地拡充という都市計画事業と景観保護の始まり。本書では、近代京都が行った二つの都市改造事業について、政治家や市職員、そして市民たちによる構想と展開を解明する。
日本の近代都市の歴史と都市の未来
[日販商品データベースより]第1部 三大事業―日清・日露戦争後の近代京都の形成(日清戦争後の都市改造事業の胎動;カリスマ市長と三大事業計画;三大事業の展開と完成)
第2部 都市計画事業―第一次世界大戦後の「大京都」の形成(都市計画事業の思想と公共性;「大京都」を目指す都市計画事業計画;戦後不況と都市計画事業反対運動;歴史的景観問題の本格的登場と公共性;市長不在下の市幹部技術職員の事業計画推進;市民・市議と市幹部技術職員による公共性の決定;戦後不況下の都市計画事業の推進)
近代京都の都市改造から考える
かつて「三都」の一つであった京都は、維新後の没落と都市間競争の激化にどう立ち向かったのか。明治前期の琵琶湖疏水建設に始まり、日露戦争後の都市改造事業である三大事業(第二疏水・上下水道・道路拡張と市電)による都市近代化、そして第一次世界大戦後の周辺市町村への中心市街地拡充という都市計画事業と景観保護の始まり。本書では、近代京都が行った二つの都市改造事業について、政治家や市職員、そして市民たちによる構想と展開を解明する。