- 時の余白に 続
-
みすず書房
芥川喜好
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784622087083
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
上海游記/江南游記
-
芥川龍之介
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2001年10月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
[BOOKデータベースより]
読売新聞に好評連載中の同名コラムの書籍化第二弾。本書には、東日本大震災の秋から2017年12月までの6年分を収載した。世相の片隅に息づている美を手がかりに、廉直さを失った現代に鋭く警世を発し、本当の豊かさとは何かを深沈と問いかける70余篇。装画・丹阿弥丹羽子。
自転車 三界に家なし
[日販商品データベースより]「正義不在」の時代
ホルショフスキーの奇跡
現代のおとぎ話です
視線は低く思いは高く
書き残さずにはいられない
芯のある話
絵は祈り絵は予感する
人知れず命は燃え
豊穣は中心の外に〔ほか〕
「現代の日本は実をそっちのけで見せかけを競い合っている社会です。政治家や官僚や企業経営者の生息するあたりは、すでに倫理的崩壊も進行している。そこでは、人間が長い間かけて慎重に吟味し意味を付与してきた言葉の実が、ご都合主義的に使い回されてこれも崩壊に瀕している。(中略)
何だか言わずもがなのことを言いましたが、月々の「新聞の余白」を埋めるにあたって、見せかけの部分と内実とのますますの乖離、ますますの空疎化という時代の現実を感じながら、自分なりの実を求めようとして材料を探したことはたしかです」(あとがき)
読売新聞に好評連載中の同名コラムの書籍化第二弾。本書には、東日本大震災の秋から2017年12月までの6年分を収載した。世相の片隅に息づいている美を手がかりに、廉直さを失った現代に鋭く警世を発し、本当の豊かさとは何かを深沈と問いかける70余篇。装画・丹阿弥丹羽子。