- 不知火のほとりで
-
石牟礼道子終焉記
毎日新聞出版
米本浩二
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2019年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784620325866
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[BOOKデータベースより]
「密着取材」と「渾身介護」で神話的作家の最晩年に寄り添ったジャーナリスト入魂の最新評伝。読売文学賞受賞後第一作。
第1章 二月、道子さんを送る(一輪の花;神に嘉された人 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 かけがえのない日々(熊本地震;近代百年の痛み ほか)
第3章 道子さんがいない(同伴者たち;サクラの花 ほか)
第4章 記憶の渚(保存会の四年;天上と海底と ほか)
『苦海浄土』の本質に迫る。
「密着取材」と「渾身介護」で神話的作家・石牟礼道子(2018年没)の最晩年に寄り添ったジャーナリスト入魂の最新評伝。読売文学賞受賞後第一作。
評伝執筆を志した著者は、2013年後半から石牟礼道子のもとに通い続けた。取材をしながら、本の朗読や手紙の代筆をへて、起居の手助けなど介護の一部も担うようになった。そして迎えた最期の日ーー。
「道子さんのそばにいるのであれば、道子さんのことを書かねばならない。渡辺(京二)さんの言を待つまでもなく、書かないと消えてしまう。そうやって夢中で書いてきた日々の文章をまとめたのが本書である。日記、インタビュー、対話などスタイルは違っていても、石牟礼さんのことを書き残したいという気持ちは一貫している。私は書くことで道子さんのそばにいたかったのだ」(本文より)
『評伝 石牟礼道子ーー渚に立つひと』(2017年、新潮社)で読売文学賞を受賞。その刊行後の、亡くなるまでのかけがえのない日々と、一周忌をむかえますます存在感を増してゆく文学者の本質を数々の肉声とともにつづる。