- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 東の妖怪・西のモンスター 想像力の文化比較
-
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784585230571
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 資本主義と不自由
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年09月発売】
- 自壊する「日本」の構造
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2024年01月発売】
- 【普及版】法隆寺
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年07月発売】
- コラボレーション!ーSFCという「融合の現場」ー
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2007年05月発売】
- 英語で話す力。
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2016年04月発売】
[BOOKデータベースより]
人類は見えない存在をイメージし、畏怖し、名づけ、象り、物語を編んできた。これらの文化営為は洋の東西を問わず、共通し、対応している。両者それぞれのイメージ表象を、文化人類学・民俗学・日本文学・美術史・思想史など多面的な視点から考察し、東西の人々の思惟の普遍性と独自性を探り出す。現代に続くエンターテインメント―マンガやアニメ、ライトノベル、ゲーム…の原点を探る!
総論 怪異と驚異の東西―妖怪とモンスター
[日販商品データベースより]第1部 怪談と怪物(二つの「一つ家」―国芳と芳年の「安達ヶ原」をめぐって;驚異から警告まで―西洋の怪物表象)
第2部 東西に照らす(妖怪・モンスターの攻略―鏡の呪力伝承を通して;妖怪概念のグルーバル化の試み―南フランスの妖怪を中心にして;本の妖怪、妖怪の本―東西の付喪神考;蛇女の変容―「レイミア」と「蛇性の婬」の場合)
第3部 思想の響き合い(平田篤胤における実在と不在をめぐる問題―特に霊魂不滅との関連で;光るものは奇跡か妖怪か―和洋・神仏における発光するものへの好悪感覚の相違)
第4部 東の観想(水陸斎・水陸斎図、掲鉢図からみた植物の擬人化の様相;中世の妖怪―「鵺」と「土蜘蛛」の名前について;日本のサブカルチャーにおける〈生ける屍〉の展開―ライトノベルを中心に)
非実在の生き物を造形する営みの歴史は東西に共通してみられ、日本においては妖怪、西洋においてはモンスターや妖精として古くから語り継がれてきた。現代でもポップカルチャーの一端を担い、「妖怪ブーム」をもたらしている。
それぞれの文化で育まれてきた「見えないもの」の物語を通して、精神文化の差異と類似、普遍性を探る11章。