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[BOOKデータベースより]
明治新政府が初めて米国に送り出した若き外交官の活躍。着任から帰国までを、大量の新資料を駆使して描く。信教の自由、学校制度、女子教育、図書館・精神病院の設立など、森の広範な活動の軌跡をたどりつつ、非業の死に至る出来事をも浮き彫りにする。米国務長官からの厚き信認の獲得と、岩倉使節団との深刻な対立…。日本の進むべき道を模索し続けた真の姿に迫る。
第1部 初代駐米外交官森有礼の出発(エドワード・キンズレーとの出会い;森有礼の著作について;豊富な情報;キンズレー関係書簡)
[日販商品データベースより]第2部 岩倉使節団と開拓使派遣女子留学生をめぐる諸問題(開拓使派遣女子留学生をめぐる森有礼とチャールズ・デロングの対立;森有礼の外交交渉のはじまり;開拓使派遣女子留学生の教育に果たした森の働き)
第3部 初代駐米外交官森有礼のさまざまな働き(米国公文書館所蔵公文録にみる森有礼;簡易英語採用論;森有礼と図書館;音楽教育導入への布石;森有礼と精神病院;森有礼への期待と危惧;森有礼と幼稚園;結語に代えて)
附録 森有礼の足跡をたどる旅
着任から帰国までを、大量の新史料を駆使して描く。
信教の自由、学校制度、女子教育、図書館・精神病院の設立等々。森の広範な活動の軌跡をたどりつつ、非業の死に至る出来事をも浮き彫りにする。
米国務長官からの厚き信認と、岩倉使節団との深刻な対立。日本の進むべき道を模索し続けた真の姿に迫る。
史料発掘者が描き出す新たな森有礼像。