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- 信長の笑み、光秀の涙
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- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 2020年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784575669824
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- 北区の太
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戦国時代最大の謎
戦国時代最大の謎とされる「本能寺の変」は、色々な人が色々な解釈をしているが、これもタイトルから想像出来る通り、その「本能寺の謎」を扱った1冊。この謎を(ネタバレになってしまうかもしれないが、最初の段階で謎ではなくなるのでお許しを)、明智光秀自身の視点から解きほぐすもの。この事件に関しては、結構、議論がし尽された感があるが、これは従来のものから一味も二味も違った切り口になっている。「本能寺の変」が起きた時代は、戦国の三大英傑(信長、秀吉、家康)が顔をそろえた時であり、その英傑たちと遜色ない存在感を示す光秀も同じ時間を過ごしている。この4人がどういう性格でどういう関係性があったかの各人の評価・分析次第で、この変の解釈の説得力に差が出て来る。個人的には、この本で描かれている解釈は、結構しっくり来る。ネタバレを避けるために、歯切れの悪い表現になってしまっているが、戦国時代好きには、特に前述の4人の主役級の誰のファンであれ、面白く読める一冊のはず。
[BOOKデータベースより]
織田信長が本能寺で横死してから十数年後、太閤秀吉が死に、天下はにわかに乱れはじめていた。そんな時世、「本能寺の変で亡くなる間際、信長公は“ぜひに及ばず”と呟いて笑みを浮かべた」という噂が巷に広がりだす。その裏には、本能寺の変に隠された恐ろしい陰謀と太閤亡きあと、天下をうかがう戦国武将たちの策謀が渦巻いていた。歴史小説界の新鋭が放つ衝撃のデビュー作、待望の文庫化。
[日販商品データベースより]天正十年六月二日、本能寺にて起きた謀叛劇。自害して果てる寸前「是非に及ばず」と洩らし笑みを浮かべたという織田信長の真意とは? そして、事件から十五年以上が経った頃、変の首謀者・明智光秀をめぐり武将たちの策謀がはじまるーー。「本能寺の変」の常識を覆す傑作歴史小説。