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- 自首
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検事・沢木正夫
双葉文庫 こー02ー26
- 価格
- 754円(本体685円+税)
- 発行年月
- 2019年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784575522181
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謎
18年前の女子大生殺人事件に対し、1人の男が“自首”して来た。通常であれば、最終結末である“自首=犯行の自白”という行為から物語が始まる。犯人しか知りえない秘密の暴露をしていることから、この男が真犯人である蓋然性は高いのだが、男の人柄・行動に違和感を感じた関係者の真相究明が始まる。謎が謎を呼び、最後まで一気に読ませるこの筆力はさすが。途中から真相は予想出来るようになるのだが、その男が何故、このような行動(自首)を取ったのかは、読み終えた後でも疑問符がつく。これ以上はネタバレになるため言及しないが、少し無理筋のような印象を受けた。ただ、そうであってもこの物語の面白さは損なわれていない。
[BOOKデータベースより]
十八年前の女子大生殺人事件の犯人だと、ある男が名のりでてきた。ストーカーの末の犯行だと男はいう。「秘密の暴露」もあり、捜査陣は色めきたったが、沢木はあまりにも素直に自白する男に不審をいだいた。はたして男の意図は!?そして事相の真相は?好評、検事・沢木正夫シリーズ!