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[BOOKデータベースより]
キッド・ラビットが昏睡から目覚めると辺りには人っ子ひとり―というか、兎っ子一匹いなかった。そう、ぼくたちは人間じゃない。兎だ。人間たちはまだ気づいていないけど、兎社会を脅かす大事件が勃発した。死者が甦り生者を襲ってむしゃむしゃ喰っているんだ。いまや森は屍兎どもの天下だ。この兎史上最悪の状況を終わらせるには、死の山に棲む人喰い熊をキッドが狩らなければいけないという魔女ラビットのお告げなんだが…いったいなんてこった!
[日販商品データベースより]兎社会を脅かす大事件が勃発した。死者が甦り生者を襲ってむしゃむしゃ喰っているのだ。「ジョニー・ザ・ラビット」から2年3カ月後の世界を描く、スラップスティック兎ゾンビ小説。今度は、息子が大冒険。
まるまる四昼夜も昏睡していたキッド・ラビッドが病院のベッドで目を覚ましたとき、辺りは墓場のように静まりかえっていた。蛍光灯は割れ、医療器具は散乱し、床には血の跡がのびている。訳もわからぬままキッドは病棟をさまようが、やがて腐臭が漂ってきて……。