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- インバウンド・ビジネス戦略
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
池上重輔 早稲田インバウンド・ビジネス戦略研究会- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2019年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532322830
[BOOKデータベースより]
本書は「インバウンド・ビジネス」という、ツーリズムにとどまらない広い定義を適用しているが、ツーリズム分野だけでも既存のツーリズムプレイヤーに加えて新規プレイヤーが参入しつつあり、インバウンド・ビジネスと広義に捉えるとより幅広いプレイヤーが関与してくる。そうした新規参入を含めた多様なプレイヤーが大きな方向性を議論する具体的なフレームワーク、そして戦略を構築し、具体的に実践する指針を提示しようというのが本書の目的である。
はじめに―持続的成長のためのインバウンドにおけるパラダイムシフト
ツーリズムを取り巻く環境―機会と課題
ツーリズムを考察する視点
ツーリズムのイノベーション
インバウンドの戦略―連携と創造
インバウンド・ツーリズムのマーケティング
ツーリズム生態系のICTプラットフォーム基盤
ツーリズム・コンテンツとストーリー戦略
エリア事例 アジア:東アジア4カ国・地域を中心とした訪日市場動向と戦略
エリア事例 フランス、アムステルダム:観光大国フランスと観光急進都市アムステルダムにみる「暗黙的観光資産」
エリア事例 アートツーリズムによる観光まちづくり
テーマ事例 プレミアツーリズム戦略:ナパバレーのワインツーリズム
IR事例 観光産業における統合リゾートビジネス
インバウンド・ビジネスのリーダーシップ
ツーリズムリーダー育成の現状と今後
「人口1万に100万人が訪れる街」「富裕層をターゲットに“とりにいくインバウンド”」
世界を顧客に高収益産業を育てる新しい“イノベーション”とは?
砂漠しかなかった埼玉県程度の面積で人口わずか300万人程度の街ドバイが、いまや世界1の都市観光収入285億ドル(2位ニューヨーク170億ドル、3位ロンドン161億トドル)、を上げている。
今、新たな産業として注目される“インバウンド”。2018年の訪日外客数は前年比8.7%増の3119万人で、世界全体の成長率を大きく上回るペースで伸びている。しかし、世界における観光客到達数ランキングでは12位と、日本にはまだまだ成長の余地があるといわれている。政府も「観光/ツーリズム」を国の重要な成長戦略の柱と位置づけ積極的に観光を振興してきたが、2016年には「観光先進国」の実現を目指し、訪日外国人旅行者数を2020年に4000万人、30年には6000万人という新たな目標値を発表した。
訪日外国人旅行市場の急速な拡大や、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、25年の日本(大阪)万博といった国際的な巨大イベントの開催決定などを背景に、観光、特に「インバウンド」に対する期待がますます高まっている。東京・大阪・京都などの、いわゆる「ゴールデンルート」と呼ばれる人気観光都市はもちろん、地方都市から農山漁村地域に至るまで、日本全国すべての地域にとって、インバウンドは大きなビジネスチャンスとなるからだ。
本書は日本の未来を持続的に発展させるインバウンド・ビジネス戦略の方向性を提示するもの。海外での実例、日本国内の取り組みを具体的に紹介しながら、読者が自社・自地域の特性を最大限に活かしながら持続的に利益を獲得できるパラダイムシフトを支援する様々な示唆を盛り込んでいる。観光・旅行・娯楽関連業界や自治体関係者だけでなく、新たなビジネスチャンスを求める法人・個人にも大いに参考になる一冊である。
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