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- 個人空間の誕生
-
食卓・家屋・劇場・世界
ちくま学芸文庫 トー2ー3
SEGMENTED WORLDS AND SELF- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480098863
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[BOOKデータベースより]
人間と環境の関係を追い続ける地理学者トゥアン。本書では、個人の自由を求めつつ共同体にあこがれてきた人間による、“空間の分節化と再統合”の過程を追う。大騒ぎの食卓から用途別の食器とテーブルマナーが確立した食事へ、広間での雑居から個室への引きこもりへ、観客と役者が一体化した劇から純粋に見る劇へ―豊富な事例で浮かびあがるのは、ヨーロッパ近代における個人意識の発生だ。中国等の事例に照らし、「部分」に目をこらしつつ「全体」を求める「自己」は、一地域の歴史的産物であることを解明。人間社会を、空間の分節と統合という二つの運動の均衡状態として読み直す。
全体(分節化・意識・自己;結合体)
[日販商品データベースより]部分(飲食とマナー;家屋と家庭;劇場と社会;環境と視覚)
自己(自己;自己と再構成された全体)
広間での雑居から個室住まいへ。回し食いから個々人用食器の成立へ。多様なかたちで起った「空間の分節化」を通覧し、近代人の意識の発生をみる。