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- へっちゃらトーマス
-
こころのほんばこシリーズ
The tale of Thomas Mead.- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2016年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784477030456
[BOOKデータベースより]
字をおぼえないトーマスは、つぎつぎともんだいをおこしますが、へっちゃら!ところがある日、大じこをおこしてしまって…!?
[日販商品データベースより]字を覚えたがらないトーマスは、周りに迷惑をかけていきます。ある日、大事故を起こしてしまい、さあ大変。シリーズ第三弾。
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末っ子を描いた『ティッチ』や『ロージーのおさんぽ』などが人気のパット・ハッチンスのお話絵本です。主人公はこれまで一度も字をおぼえようとしたことがない男の子、トーマス。先生が「字をおぼえなさい」と言っても「かんけいないね」。「ペンキぬりたて」の立て札が読めず、頭からペンキをかぶることになっても「かんけいないね」。デパートの扉のを押して、外へ出ようとしたお客さんたちをひっくりかえしても「かんけいないね」。何事にも「かんけいないね」とへっちゃらのトーマスが巻き起こす珍騒動。くすっと笑いたくなるやりとりが繰り返されます。とうとうトーマスは警察につかまって……!?さあ、トーマスは字をおぼえる気になるのでしょうか。おもしろいのは「誰が」最後にトーマスに字を教えたかってこと!まさか字が読めないためにこんなことまで起きないでしょ、と言いたくなるのですが、それはそこ、パット・ハッチンスらしい茶目っ気が漂います。黄色みの強い色彩、表情や動作をとらえた線、吹き出しのせりふがヨーロッパの漫画絵のような雰囲気。トーマスは最後の最後まで「かんけいないね」ですが……。ちょっぴり人生は変わったみたい!?字をおぼえたら楽しいこともあるかもよ、とユーモアたっぷりにハッチンスさんが誘っていますよ。読んであげるなら3・4歳くらいから。小学校低学年の一人読みにもおすすめ。翻訳家・小宮由さんがえらぶ幼年童話「こころのほんばこ」シリーズ第3弾です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
『ロージーのおさんぽ』や『おまたせクッキー』など、ハッチンスの賑やかで明るい絵本が大好きです。こちらも、タイトルを読んだだけでドキドキして、読むのが楽しみでした。
字を覚えようとしない男の子のお話です。私には我が家の6歳の息子も字を読むのが苦手なので、息子もトーマスのようになっちゃったらどうしようと、ドギマギしてしまいました。
息子も一緒に読んだのですが、最初は心覚えがあるからか、苦笑いしていましたが、だんだんと本当に笑っていました。
息子もトーマスのように、字を覚えて、本を読むことが好きな子になってほしいです。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子12歳、女の子9歳、男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】