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- おやすみ、かけす
-
Jay bird.
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2008年11月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784477019833
[BOOKデータベースより]
自然の音に耳をすませる、ちいさなおとこのこ。まわりの生き物たちと、楽しく心を通わせていきます。洗練されたリズムのよい言葉と繊細な絵で、最高の「おやすみ絵本」をつくりあげました。
[日販商品データベースより]自然の音に耳をすませる、ちいさな男の子。まわりの生き物たちと、楽しく心を通わせてゆく…。洗練されたリズムのよい言葉と繊細な絵で描かれた、エッツによる赤ちゃんのための「おやすみ絵本」。
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幼い頃に読んで心に残っている絵本の1つに、エッツの『わたしとあそんで』(福音館書店)があります。女の子がじっとしていると動物達がそっと近づいて来てくれる、その場面。少し世界が変わった・・・というのは、私にとっては大げさな話ではありません。エッツの名作をまた新しく読むことができる、その喜びに浸りながら「おやすみ、かけす」を手にとります。声に出して読んでいくと、エッツの静かな時間がまわり始めます。男の子と、男の子の目にする耳にする世界を感じることができます。そして、動物たちに「おやすみ」の声をかけていく男の子。発見の喜びや優しさに満ちた、静かなその時間を追体験できるのは、余計な描写が何もないからこそなのかもしれませんね。きっと幼いエッツにとっては、当たり前の光景だったのでしょう。 この洗練された言葉と優しく繊細な絵は、小さな子の心に直接語りかけてくれるはずです。私達はゆっくり読んであげるだけで良いのです。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
「カケス」って、よく絵本などの物語に登場しますが、実際どんな鳥なのかしら?って、改めて調べてみたんです。
そしたら、比較的人になれやすい鳥で、野生の場合秋から冬にかけて人里に下りてきて、春になると巣を作るために山に帰っていくそうです。雑食ですが、昆虫や木の実を好んで食べるとか、ハトよりやや小さく慣れやすいことから、庭に餌付けしている人が多いらしいです。
前に「子どもたちのために良質の絵本を選ぶ」という講座を受けたとき、講師にいらした元・司書の方が何度も言ってました。
「本物」を見せてくれる描き方をする作家の絵本は、ほとんどの場合、子どもたちの心をしっかりとらえてくれるそうです。
マリ・ホール・エッツの作品にはよく動物(鳥も含め)が登場します。
絵はあまりデフォルメされてなくて、“本物”によく似ています。
だからでしょうか?
ページ数も少なく、文章も短めですが、この絵本を読んでいるとゆっくりとした時間とホッとするような空間が漂っている気がしました。
低年齢のお子さんたちのお昼寝前などに、読んであげてはいかがでしょうか?(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子16歳、女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】