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- 誰にでも、言えなかったことがある
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- 価格
- 682円(本体620円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784396346119
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[BOOKデータベースより]
育ての親だった祖母の入水自殺、父親の再婚相手から受けた虐待。実の母親を頼って上京するも、すでに私の居場所はどこにもなかった。自身も離婚し、再婚した夫も介護の末、癌で亡くした。傷だらけで、好んで振り返りたい人生ではなかった。それでも、今は自分なりに精一杯生きて来た日々を愛しく思う―。江戸川乱歩賞作家による自伝的エッセイの文庫化。
1 忘れられた子供(父の花嫁;罌粟の咲く家;座敷童子が出て行った ほか)
2 「血」はやっかいなもの(血の繋がりってなんだろう―父のこと;血の繋がりってなんだろう―母のこと;勉強嫌いのツケは必ず回ってくる ほか)
3 事件はまだまだ起きる(認知症のはじまり;母を施設へ;一人暮らしが鍵をなくすと ほか)