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[BOOKデータベースより]
古代最大の内戦・壬申の乱、室町幕府を確立させた中世の戦闘・青野ヶ原の戦い、近世最大の会戦・関ヶ原の戦い。三つの戦いがいずれも同じ地(不破=青野ヶ原=関ヶ原)で行なわれたのはなぜか?また、その結果が歴史を大きく動かしたのはなぜなのか?この謎解きに、中世政治史を専門とする著者が挑む。考察の過程で、天武天皇が始めた「固関」の意図について、新説を導き出した。歴史の醍醐味を味わえる、スリリングな一冊。
序章 なぜ関ヶ原(不破)だったのか
第1章 壬申の乱
第2章 青野ヶ原の戦い
第3章 関ヶ原の戦い(1)その構造
第4章 関ヶ原の戦い(2)歴史的意義
終章 歴史が転換する時