- 雪の鉄樹
-
- 価格
- 902円（本体820円＋税）
- 発行年月
- 2016年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334772734
[BOOKデータベースより]
祖父と父が日々女を連れ込む、通称・たらしの家で育った庭師の雅雪は、二十歳の頃から十三年間、両親のいない少年・遼平の面倒を見続けている。遼平の祖母から屈辱的な扱いを受けつつも、その傍に居るのは、ある事件の贖罪のためだった。雅雪の隠してきた過去に気づいた遼平は、雅雪を怨むようになるが…。愛と憎しみの連鎖の果てに、人間の再生を描く衝撃作。
[日販商品データベースより]理不尽な人生に耐え続け、孤独に生きる男と少年の物語。新作を発表するごとに高い評価を受ける著者の放つ、傑作サスペンス。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 紅蓮の雪
-
価格：968円（本体880円＋税）
【2024年02月発売】
- 邂逅の滝
-
価格：1,870円（本体1,700円＋税）
【2023年09月発売】
- 雨の中の涙のように
-
価格：770円（本体700円＋税）
【2023年08月発売】
- 紅蓮の雪
-
価格：1,980円（本体1,800円＋税）
【2021年02月発売】
- ドライブインまほろば
-
価格：1,870円（本体1,700円＋税）
【2018年10月発売】
ユーザーレビュー （1件、平均スコア：5）
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
北区の太
-
必読
久々に骨太の小説を読んだという感じです。こんな力量のある作家のことをこれまで全く知らなかったことが残念。人の優しさ・責任感が周りの人にどこまで届くかということがテーマ。苛々するほど善人な主人公。それが周りには届かず空回り。最終的に主人公の想いは届くのか。脇役の原田が非常にいい味を出してます。他の登場人物も皆、よく描けてます。ラストは感動しました。読後、この作者の他の作品を買いに書店に走りました。久々に出会った面白い本、お奨めです。
のマークが目印です。
理不尽な人生に耐え続け、孤独に生きる男と少年の物語。新作を発表するごとに高い評価を受ける著者の放つ、傑作サスペンス。