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[BOOKデータベースより]
テレビ視聴率の低下、新聞部数の激減、出版の不調―、未曾有の危機の原因はどこにあるのか?「贈与と返礼」の人類学的地平からメディアの社会的存在意義を探り、危機の本質を見極める。内田樹が贈る、マニュアルのない未来を生き抜くすべての人に必要な「知」のレッスン。神戸女学院大学の人気講義を書籍化。
第1講 キャリアは他人のためのもの
第2講 マスメディアの嘘と演技
第3講 メディアと「クレイマー」
第4講 「正義」の暴走
第5講 メディアと「変えないほうがよいもの」
第6講 読者はどこにいるのか
第7講 贈与経済と読書
第8講 わけのわからない未来へ
テレビ視聴率の低下、新聞部数の激減、出版の不調…。メディアの不調は、日本人の知性の不調と同期している。本書では、「贈与と返礼」の人類学的地平からメディアの社会的存在を探り、危機の本質を見極める。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
内田樹氏の文章に触れるたびに、「どうしてこの人はとても重要で大切なことをこんなに分かりやすく伝えることができるのだろう」と感じずにはいられません。この本はそんな氏の著書の中でも、書籍に携わる仕事を行うにあたり姿勢を正されると同時に、方向性を示してくれたトクベツな1冊です。
- uedy
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メディアの作り手の姿勢が問われる一冊。
既存メディアの作り手が受け手を軽視し自らを正義だと疑わない姿勢に対し、著者は冷静な指摘で看破している。出版の問題は読者を消費者としてしか見ていないことにあるとの記述に感銘。お金を払わない読者の存在を認め、お金に限らない返礼を価値とする。読者の一部が被贈与者と認識し返礼義務を感じるのことを、贈与者は待つべきである、と述べている。
内田樹氏の文章に触れるたびに、「どうしてこの人はとても重要で大切なことをこんなに分かりやすく伝えることができるのだろう」と感じずにはいられません。この本はそんな氏の著書の中でも、書籍に携わる仕事を行うにあたり姿勢を正されると同時に、方向性を示してくれたトクベツな1冊です。
栗田克明/書店員 リブロ吉祥寺店
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/09/28
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】