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[BOOKデータベースより]
第1章 数値計算における誤差
[日販商品データベースより]第2章 線形方程式の数値アルゴリズム
第3章 固有値問題の数値アルゴリズム
第4章 線形最小二乗問題
第5章 非線形方程式の数値アルゴリズム
第6章 関数近似
第7章 数値微分法と加速法
第8章 数値積分
第9章 常微分方程式の数値アルゴリズム
第10章 偏微分方程式の数値アルゴリズム
近年,計算科学分野の重要性がますます高まっている。とくに数値計算法は,流体計算等の大規模シミュレーション,データの統計的解析や最適化・可視化などに応用され,現代科学を支える重要な基盤技術である。
本書では,計算科学で用いられる代表的な数値計算アルゴリズムについて,線形方程式を始めとした10の分野を通じ,その数理的原理と特長の解説をおこなう。さらに,安定性・数値誤差・QR法による収束解析などについても詳細に議論した。分割統治法などの,非常に有用ながらもこれまでの数値解析の入門書ではあまり取り上げられなかったアルゴリズムも積極的に取り上げるなど,これから計算科学を志す読者が,幅広い知識を無理なく学習できるよう配慮した。